こんにちは。今回も少し本来のブログとは違うかもしれませんが、アメリカのジュニアゴルフのことを書きたいと思いました。
野球も世界一になり、夢を私たちに与えてくれました。ゴルフも世界に飛び立つ選手が多く育ち、夢を与えてもらいたいものですね。
フロリダではジュニアの試合は朝早くから行われる。理由は5月中旬から夏休みに入るフロリダではこの時期になると日中、最高気温は30度を超え、夕方になると必ずスコールがある。バックを自分で担ぎ、熱中症にかからないためには早朝からプレーしなければならないのだ。午前7時頃から年少者から次々にスタートしていく。ロープこそ無いが保護者たちは自分の子供たちのプレーを遠くから見つめながらの観戦となる。
その保護者の仲にPGAツアープレーヤーであるジョン・クックの顔があった。クックの息子ジェーソン・クックが息子と同じ組でプレーしていたのだ。ちなみにジェーソンは息子の1歳年下。ホールの途中で私はジョンに「ジェーソンの調子はどうだい?」と声をかけた。「いやーショットが良くないね」とジョン。良く見ると先程からジェーソンはショットが曲がるたびにクラブを投げていた。私の息子も同様にクラブは宙を舞い、パターを足で蹴飛ばしている。PGAツアーではお目にかかれない光景を見ることが出来るのもジュニアならではだ。
決してマナーが良くないのがアメリカのジュニアゴルフャー。しかし切り替えの早さには驚かされた。数秒後にはあんなに怒っていたジュニアゴルフャーたちはケロッとしているのだ。到底無理と思われるような200ヤード先のグリーンを狙い、たとえ乗らなくても今度はピンをダイレクトに狙ってくる。グリーン上で長いパットを沈めることが出来なければ再びパターを蹴飛ばし、次のホールではバーディーを取りに来る。
アグレッシブルなプレーの連続に正直驚く。最終日のPGAツアーで守りのプレーで勝てないのはジュニア時代から教えられているようだ。再びホールアウト後ジョン・クックと話した。「ジェーソンはどうだった?」「いやー 今日はだめだったなー、次は必ず勝つよ。」「ところで君の息子は?」「78。3位だ」こんな会話をして別れたがPGAツアープレーヤーも夢中になるのがジュニアの試合。
大人たちはジュニアに強制することなく、又、マナーなどはやって良いこと悪い事と気が付くまで本人たちの自主性に任せているのがアメリカのジュニア教育のように感じた。自然と闘争心を学ばせているのだ。強い選手が生まれるのも当然だと感じた。